リゲッタバーニングトーンを買った話

3日前くらいにネットで買ったリゲッタバーニングトーンっていう靴が今日届いた。

dinosっていう深夜の通販番組で紹介してた商品。

http://www.dinos.co.jp/p/1267600636/　←これ

履いて歩くことで運動効果が期待できるとかいう謳い文句で紹介されてて，最初はふ～んあっそう，といったありがちな通販に対する反応しかなかったんだけど，それより歩く姿勢が良くなるとかいう謳い文句に惹かれてしまった。

自分は歩く姿勢がめちゃくちゃ悪いらしい。自分で自分がどう歩いてるかわからないしどういうふうに歩いてるか意識して歩くこともないからよくわからないが，親から姿勢が悪いとよく言われる。猫背でうつむいて歩いて不審者みたいだとかボロクソに言われる。それに加えて自分はガニ股らしい。これも自分じゃよくわからんがガニ股だそうだ。ガニ股であることに対しても親にボロクソに言われた。

あんまりうるさいからこの前かなり口論になった。ガニ股ごときでいちいちうるせえと言ったが，「社会に出たらもっとボロクソに言われるんだぞ！ガニ股は周りに不快感を与えるんだ！！！」と言われてしまった。ガニ股がそこまで社会的に悪な存在でそんなに不快なものとは正直思えないし，ガニ股ごときでボロクソに言ってくる社会なんてそっちがどうかしてるだろとも思ったが，まぁ歩き方をよくして損はないから少しは改善しようかといやいや感じていた時にちょうどこの商品が紹介された。9800円という値段にちょっとどうしようか悩んでたんだけど，結局買うことにした。

ニート的にあまりお金は使いたくないが，一方で自分は必需品に対してはなるべくお金を賭けようという考えも持っている。この場合の「お金を賭ける」というのは「ブランド物を買う」という意味ではなく，言い換えると「性能のいい物を買う」ということだ。性能のいいものは必然的に金がかかる。多分この考えはニートになってから芽生えた感情だと思う。

特に靴は毎日絶対使うからなるべく性能のいいものがいい。

ちなみに今普段使ってる靴は去年の11月くらいに買ったアシックスのウォーキングシューズ。それまで履いてた靴が少し窮屈に感じて歩きにくいってのもあって歩きやすい靴が欲しかったから，足の事ならアシックスだろってことでアシックスの店に行って買ったやつなんだけど，履き心地も良いしそれまで歩くたびにできてたイボのようなのも出来なくなったから，値は張ったけど（アシックスの靴も9800円くらいした）いい買い物だった。

だからリゲッタバーニングトーンにしても，リゲッタはそこそこ有名な靴屋らしいから信頼もできるし性能もいいらしいしそれに歩き方が少しでも良くなるなら多少値は張っても買って損はないかと思い買う決断をした。

で，今日の夕方ぐらいに届いた。まず家の中で試しに履いてみた。サイズはSサイズを注文したけどちょうどいいくらい。少し歩いてみると，普通の靴とは明らかに感触が違う。若干ヒールのような構造になってるからかな。まぁ感触は違うけどそれが気持ち悪いとか言うわけじゃない。

今日の夜は高校時代の友人で同じ大学の工学部行って来年院生になる人と晩飯食う予定だったから，さっそくその靴を履いて晩飯に行ってみた。

外を歩いてみたけど，まぁ違和感は多少あるけど履き心地はいい方だ。

肝心なのは姿勢が良くなるかどうかだけど，はっきりいってこれは自分では判断しようがない。だから客観的に判断してもらうしかない。

あとふつうの靴より少しヒールがあるからか少し視線が高くなったように感じる。

自分はチビだからこの機能は喜ぶべきなんだろうけど，なんだかまるで自分がシークレットシューズを履いてるみたいだから，周りから「シークレットシューズ履くなんて身長も小さいが気も小さいなぁ。アソコも小さいんだろうな」とか思われそうで何か嫌だ。ちなみにアソコは14センチくらいだ。

でも視線が高くなることが姿勢に影響するのかもしれない。まぁこれからの人生はアシックスとリゲッタのローテーションで行くことにしよう。

で，そんなこんなでリゲッタバーニングトーンを履いて友人に会いに行った。ちなみにその友人は16センチぐらいだ。

晩飯はしゃぶしゃぶ食べ放題を食べた。学割で1900円で食えた。辞めた大学の学生証がここで生きてくるとはね。ちなみに普通の学生は卒業式で学生証返還するとかいう噂だけど，卒業できない自分はいつ返せばいいのだろうか。なんだか返すタイミングがなさそうだ。

明日は久しぶりにストリップ劇場に大学時代のサークルの仲間と行ってくる。