東京から青春18切符使って広島まで行った件【四日目編】
8日早朝に実家へ向け東京を出発。
帰りは青春18切符。LCCの値段にによってはLCCの選択肢もあったけど,少なくとも1万はかかるということで18切符で帰ることにした。
青春18切符を使うと実家まで2日かけて帰ることになる。青春18切符は5枚11500円で1枚2300円だから2日分で帰りの交通費は実質4600円になる。途中でネカフェ泊ることになるけど,ナイトパックがだいたい1800円くらいで済むから帰りにかかる値段は合計4600+1800で約6400円。
だからLCCと比較したら4000円得になる。ていってもLCCは1時間ちょいで帰れるのに青春18切符は2日間もかかるんだから4000円くらいの差ならLCCでいいんじゃね?という人も当然いると思うし,実際そんな気もする。でもそれはやっぱり稼いでる人の理論。
ニートには金はない分時間は腐るほどあるんだから,「金はかかるが時間はかからない」という道と「時間はかかるが金はかからない」という二つの道があったら後者を選ぶ方が賢明だろう。ようするに適材適所だ。
初日はとりあえず広島を目指した。青春18切符の旅は最後どこで降りるかが重要になってくる。ネカフェがあるところで降りなければ終わるからだ。本当はいけるとこまでいって距離を稼ぎたいが,広島より先になると岩国や山口、下関とかになってネカフェのような施設があるとは言えないようなとこばかりだから,安全な広島にした。
「駅から時刻表」調べてみると始発で堀之内から出発して午後8時頃には広島につくということが分かった。
というわけで朝4時30頃友人宅を起きたが少し始発に間に合いそうになくて2本目で出発することにした。
堀之内から橋本まで行って,橋本から熱海を目指したがここで問題発生。
橋本から熱海へは茅ケ崎線に乗り換えないといけないのだが,乗り場に行ったら出発してないのにドアが閉まってる。どうやら自動ドアらしいが,開け方が分からない。。。もたついてるあいだに電車が行ってしまった。
予定が狂ってもう一度「駅から時刻表」を調べると茅ケ崎線以外のルートで熱海に同時間でつくルートがあったからそれで行くことに。
ただこの後問題発生。
町田?みたいな駅で降りて小田急線に乗り換えで,意気揚々と青春18切符見せて改札通ろうとしたら駅員に「ここはJRじゃありません」と言われてしまった。
東京の人にとっては常識かもしれないがこの時自分は人生で初めて小田急線がJRではないということを知った。小田急線でここから熱海まで行くのには700円近くかかる。
この時すごく悩んだ。800円出して熱海まで行くべきか,引き返してJR茅ケ崎線で熱海を目指すか。ただ熱海行きの電車もすぐ来るから,じっくり考えてる時間もなかった。
結局橋本駅に引き返すことにした。やはり800円がもったいないってのと,ここで引き返してもまぁ広島には遅くなっても確実に今日中にはつくだろうという考えがあったから。
ここで結構ロスした時間はもったいなかったが,とりあえず橋本に戻って茅ケ崎線に乗り込んで,熱海に付いた。
そこからはひたすら電車に乗るだけだった。本当に何も語ることがないくらい,ただひたすら電車に乗るだけ。どこかで降りて飯を食う暇もない。
5時から夜10時までの17時間ずっと電車で過ごした。
こういう場合当然暇つぶしのツールが必要だが,実家から何も持ってきてなかったので友人宅にある野球の本2冊借りてそれを呼んで暇つぶすことにした。
読んだ本は山本昌の「133キロ怪速球」と,バーローじゃない方の工藤の「47番の投球論」
どっちも今日中に読めた。1日で二冊の本を読み終えたのは人生ではじめてかもしれない。
ただ,読み終えてもまだ時間があった。糸崎から広島までは本当に何もすることがなかったから景色を眺めることしかできなかった。
スマフォがもう電池残り5パーセントとかいう状態だったから使うこともできない。
これから遠出する時はスマフォ充電できるやつもって行こう。
結局広島についたのは夜11時。そっから路面電車乗って本通にあるネカフェへ。
ここでけがの功名というべきか,夜11時についたおかげで6時間ナイトパックで済んだ。夜8時とかだと9時間ナイトパックになって2000円近くとられるのが1600円で済んだ。
疲れ切ってたが当然のごとくDMMアダルトサイトでエロ動画を堪能して終身。